マダムサチコのカンボジアで農業

カンボジア生活19年目突入。ツアーガイド、日本語教師、アンコールクッキーの起業を経て、2017年から農業プロジェクトを立ち上げたマダムサチコの日記。 世界遺産アンコールワットから20分ほどの農村で40ヘクタールのオーガニックファームをスタートし、農業の6次化による100年つづく農業からの産業づくりを目指している。

カテゴリ: 日々思うこと

空の上にいるとき、魂がとぎすまれる感じがする。

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ひとりになって自分とだけ向き合う時間。


2016年にアンコールクッキーから離れると覚悟した時も空の上でした。

3年間ひたすらひとりで考えぬきました。



自分に何百回と問いかけて最後に覚悟したのも空の上でした。


あの時の自分を誇りに思います。

自分の人生を自分の心と向き合えた自分を。


そしてそれを受け入れてくれたクッキーのみんながいるから今があります。
今でもわたしの決断を見守ってくれているクッキーメンバーがいるからこそ前を向いていけます。


ありがとう。

それしかない。

そして今共に前を向いてくれているファームの仲間を愛しています。
ありがとう😊


朝から空港が大賑わいでした。

手荷物チェックも長蛇の列。

その列の合間にペットボトルのごみが。。。。
(赤い帽子のおじさん、リュックからペットボトルを取り出してます)

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手荷物チェックの際にお水をチェックされるからとみんなしてここに置いていっている。
ごみ箱があるのに!
マナーがない、恥ずかしい行為。
自分の場所からごみがなくなりさえすれば、ほかのところに置いても何も思わない。

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その団体客のうしろに女子大生2人組が。
「えー、なんでこんなところにお水がたくさんおいてあるの?」
「手荷物チェックで水持ち込めないからここに置いてるんだよー」
「あ、私たちもお水がある、ここにおく?おいていいの?」
「えー、だめじゃない?」
と会話が聞こえたので


「X線の機械の手前にごみ箱があるからそこに捨てたほうがいいよ。」
「〇〇人の団体がみんなここに捨てていっているけど恥ずかしいからやめよう」
って話しかけた。

そしたら
「そうなんですね!これ捨てていってるんですね。」
「じゃぁここに置いてあったらよくないよね、」
「うん、ごみ箱までもっていこう」
と、女子大生ふたりが何本もあるペットボトルを集め始めた。

私のほうがごみ箱に近い前の列にいたので、後ろの列の彼女たちから受け取ってごみ箱へ。
何往復かしてごみが全部なくなった。




そこにペットボトルが捨てていなければ、次に置く人もなかなかいないでしょう。
誰かが置いてると、みんなやってるからいいじゃんって思ってしまうのが人間。

私はこんなところにごみを捨てるなんてマナーがない!って思っただけで素通りしたけれど
このステキな女性たちはそのごみを拾って捨ててくれた。
あぁ、なんて素晴らしい。
朝からすごーく大切なことを教えてもらった気分。

ありがとう。








今朝はいや~な感じのトゥクトゥクに遭遇。
シェムリアップのドライバーさんたちはすごく感じがいいのでめったに嫌な思いをすることがないのに。。。
せっかくの気持ちのいい朝、それなのに朝からちょっと疲れる。


お店に出勤して奥でコーヒーを入れていると、お店のほうでめちゃくちゃジャパニーズなイングリッシュが聞こえる。
「I am Japanese, I want to support students in battambang, please donation」
バッタンバンの学生を助けたいから寄付をくださいって。

スタッフが困惑しながらもお断りしていた。
なんでバッタンバンの学生に寄付をするの??
そうだよね、なんかモヤモヤ。。。

ラオスの畑から直送のおいしいコーヒー、毎朝気持ちよーくこの香りを幸せいっぱいに感じていたのに今日はなんだかもやもや。


こういう時はいつも思う。
自分が引き寄せているんだなって。
自分の心がなんだかざわざわして、落ち着いていないからモヤモヤを引き付けている。

そう、すべては自分。

ちょっと忙しくて心が落ち着いていなかった。
ゆっくりと呼吸をして、じっくりと心に向き合う時間を作ろうと気づかせてくれた出来事でした。

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朝採れのファームのニンジンでも食べて心を満たそう。









小さい頃から「努力」という言葉が好き。

諦めたらそこで終わりだとか、継続は力なりとか、小学校から体育会系で生きてきたので根性論好き。

でも46年も生きてくるとどんなに頑張っても叶わないことがあることを知り

どんなに恋焦がれ、願っても手に入らないものがあることを知り

そのたびに「なんでうまくいかないんだろう?なんで手に入らないんだろう?」と考えてみた。

結果、自分がほしい、必要だと願っていることが、本当は自分には必要がないことだからだ、という結論に達した。


たった46年しか生きていない私が、これが私の人生には必要なんだ!こうありたいんだ!なんて願っている夢なんて宇宙規模の世界から見たらなんとも浅はかなことなのかもしれない。

自分が心底こうありたい!って思っている、この夢を叶えることが私の人生の絶対条件なんだ!なんて思っているのと全く正反対のことが私の人生には必要なのかもしれない。


話は飛ぶけれど

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部屋の掃除とか片付けとかは面倒くさいけど、雑然とした環境で仕事をしたり暮らしたりするのが嫌いなのでお家や仕事場はきちんと整理整頓しておきたいタイプ。
だから面倒くさいけど掃除するのは気持ちがいいので好き。片づけは得意。


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でも、こういうのが苦手。棚の組み立てとか。
マクロスーパーで買ってきた組み立て式の棚。がんばってみたけれどここまでしかできなかった、棚がヨレヨレしてるよ。


「努力」が好きだから頑張ってみたけれど、私の人生には必要のない技(ワザ)なんだと気づいたので自分でやるのはあきらめた。

人間、時にはあきらめるのもいいものだ。

できないと言って人に甘えることは自分の幅を広げることなのかもしれない。







20年前、私が26歳の時にかわいいかわいい姪っ子が産まれました。

姉にとって最初の子供。私にとっても最初の姪っ子。


この世にこんなかわいい存在がいるの~!!!っていうくらいかわいくてかわいくて。

でもカンボジアで働くことが決まってすぐに姪っ子とはお別れ。赤ちゃんだった姪っ子はもちろん私の存在などはその時は知るべくもなく。

その後、私は日本に帰ることもなくカンボジアで暮らし、その3年後に産まれた甥っ子の誕生に立ち会うこともなく、姪っ子の成長をそばで見ることもなく。


20歳になったその姪っ子が大学のサークル仲間とシェムリアップにやってきました。
姪っ子といつもの飲み屋のカウンターでお酒を飲んでいるというシチュエーションに感激。

そして姪っ子の友人数人と一緒にお食事にも行きました。
彼らがいま思い悩んでいること、これからの夢、恋バナ、などなどたくさん語り合いました。

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彼らからしたら私は親と同じ世代。
親みたいな世代の私にこんな風にいろんな思いを語ってくれて、時間を共有してくれて、なんて有難いことなんだろう。。。。

ほとんど一緒に過ごしたことがない姪っ子が「私が相談できるのはさっちゃんだよ」って言ってくれて
叔母として遠い存在すぎて、何もしてあげてこなかったのに、こんな風に思ってくれているんだと知って泣けてきそうだった。

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ありがとう。



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